2019年10月12日

「バリアフリーシアター活動日誌」

映画の事ばかり書いていると、バリアフリーの活動は?
と聞かれそうですね。
スタッフ一同、頑張って活動しています!
10月5日・6日・9日には「田園の守り人たち」の副音声上映がありました。
私は久しぶりの送迎サポートを担当しました。
台詞の少ない静かな映画でしたので「少し難しいかな?」と心配しましたが
キチンと映画を理解してくださっていて安心しました。

10月27日から始まるしんゆり映画祭で上映の、副音声ガイドの台本チェックも
既に終了し、副音声の収録も済みました。
ボリュームチェックを終えたら、映画祭を待つばかりです。
そして、映画祭後に上映予定映画の台本チェックの2回目も終わりました。
この映画は「田園の守り人たち」と違い、台詞の多い映画です。
文化や生活が日本や欧米と違うので、台本担当の方は調べるのに時間を
費やしたことと思います。
副音声台本担当者は書くだけ...ではありません。
その映画の背景にあるものも調べます。外国であればその国の歴史や文化を...
又、服装や食べ物についても調べます。
邦画でも、細長い日本です...地方特有の風習や言葉があります。
こんな風に調べていると思わぬ発見もあります。
「未来を花束にして」の時には、朝早く頼まれた家々の窓やドアをたたいて
起こす“起し屋”なる職業がある事が分かり
「わたしは、ダニエル・ブレイク」ではイギリスには“寝室税”なるものが
あるのを知りました。
新しい発見を楽しみつつ、誰もが映画を楽しめますように...を目標に
分かりやすい副音声を目指しています。


posted by バリアフリーシアタースタッフ at 00:27| Comment(0) | 日記

2019年10月10日

映画「バックマン家の人々」

1989年のアメリカ映画です。
家庭を顧みない父のようにはなりたくないと誓う、バックマン家の長男ギル。
妻と3人の子供と平穏に暮らしている。
ギルの姉ヘレンは離婚して子供2人と暮らすシングルマザー。
ギルの娘は母親の目を盗みボーイフレンドと密会。息子は極端に人見知り。
ギルの妹ヘレンはまだ幼い娘に夫と共に英才教育を施している。
そしてある日、末っ子の弟ラリーが息子を連れて帰ってきた...。

とこんな映画ですが、注目は何と!!!
今公開中の話題の映画「ジョン・ウイック」と「ジョーカー」の主役2人が
共演しているのであります。
「ジョン・ウイック」のキアヌ・リーブスはギルの姉・ヘレンの娘の
ボーイフレンドのトッド。
何と!ベッドの下からブリーフ一枚の姿で登場します。
「ジョーカー」のホアキン・フェニックスはこの頃はリーフ・フェニックス
と言う名でヘレンの息子役。人見知りの彼がトッドには心を開きます。
この頃のキアヌは「頭は悪いけど良い奴」役が多かった。
アクションスターの欠片もありません。
リーフ・フェニックスは繊細そのもので、壊れそうな少年でした。
そんな2人の
「ジョン・ウイック」と「ジョーカー」のポスターが並べて貼られているのを見て
「バックマン家の人々」を思い出しました。
「あの映画から30年ね〜」...と思うとキアヌ・リーブスの親友であり、
ホアキン・フェニックスの兄であるリバー・フェニックスの顔が浮かびます。
彼だけは今も若いままです。

「ジョン・ウイック」は鑑賞しました。
未だにキアヌが“アクションスター・キアヌ”と言われるのには抵抗がありますが、
50歳を過ぎているとは思えないキレッキレのアクションです。
きっちり殺します。あまりの凄さに笑いました。
それにしてもアメリカって街中殺し屋だらけなのかしら?
「ジョーカー」も観る予定です。

posted by バリアフリーシアタースタッフ at 23:30| Comment(0) | 映画

2019年09月19日

「ラスト・ムービースター」

昨年、82歳で亡くなったバート・レイノルズの最後の主演作品です。
バート・レイノルズと聞くと「あ〜あの人ね」と顔も浮かぶのですが
はて?どんな映画に出ていた?
「脱出」「トランザム7000」「ブギーナイツ」等で題名は知っていますが
内容は???位の私です。
かっては、スーパースターとして大活躍していたヴィック・エドワーズ。
今は大きな屋敷に犬一匹と住んでいます。その犬にも先立たれます。
年老いて世間から忘れ去られた彼の元に、一通の招待状が届きます。
最初は無視しますが、イーストウッドやデニーロも受賞した
「功労賞」の授与...友人にも勧められ一人で出かけます。
忘れられたとは言え、元大スター!招待されたのですから、当然の事ながら
飛行機はファーストクラス、迎えはリムジン、ホテルは一流ホテル!
ところが、飛行機はエコノミー、迎えはぽっちゃり体形のへそ丸出しの
お姉ちゃん!そして車はオンボロ車。そのうえにホテルはモーテル。
極めつけは、映画祭の会場...何と!場末(?)の小さなパブ。
気分を害した彼は、途中から会場を抜け出します。
実は...彼には、映画祭に出席以外にこの町に来た理由があったのです。

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」でディカプリオが
演じた“リック・ダルトン”のモデルはバート・レイノルズだとか...。
現在(亡くなりましたが)のバート・レイノルズと若い頃のレイノルズが
共演の場面もあります。
見も知らぬカップルの結婚式に飛び入りして、歌を歌う姿は
「あ〜やはり大スターだ」と思いました。風格があり素敵でした。
映画の中で「イーストウッドの選択は正しかった。私は間違えた」の台詞があります。
いえいえ、こんな素敵な映画を遺した貴方は素晴らしい選択をした!と思いました。

日本での公開日の9月6日は彼 “バート・レイノルズ” の命日でした。






posted by バリアフリーシアタースタッフ at 00:12| Comment(0) | 映画