2019年02月10日

2月9日、次回作の吹き替えを収録しました。

日本映画が続き、半年振りの吹き替え収録でした。
日本映画の「フジコ・ヘミングの時間」でも吹き替え収録が
ありましたが、ごく一部で副音声朗読と同じ日に収録しました。
前回の外国映画の吹き替え収録は「大いなる幻影」でした。
この時は、暑い7月で今回は雪の舞う日。
声優さんの帰る足を気にしながらの収録。
幸いにも大雪にならなくてホッとしました。

前回の「大いなる幻影」の出演者は60名。今回は24名。
人数は違いますが、共通点があります。
戦争の悲劇を描いている不朽の名作です。
そしてヒロインは前作も副音声スタッフが担当しましたが
今回も副音声スタッフが担当しました。
若い女性スタッフが主役の女の子を可愛く演じ切りました。
ブログを書いている私は、主役の男の子の母親役。
台詞も沢山!緊張しました。
いつもの収録は、控え室で声優の皆さんやスタッフと
差し入れのお菓子を食べながらお喋りを楽しんでいますが、
今回は殆ど収録室に入っていました。
何年か前に受けた、声を出す訓練を思い出しながら
収録に臨みました...が、やはり最初は緊張して
声が出ていなくて、マイクが声を拾ってくれませんでした。
皆さまに助けていただきながら、励ましていただきながら
無事に収録を終えた時は、思わずバンザイ\(^o^)/。
先日、誕生日を迎えた高齢者の私がこんな大きな役の吹き替えを
担当するとは...貴重な体験をする事が出来ました。
大きな不安を抱えた私を、励ましてくれたスタッフの皆さまに感謝です。
私が収録の足を引っ張るのでは...と心配しましたが
予定よりも早く、夜の7時に収録を終了しました。
今日(2月10日)は副音声朗読の収録でした。
朗読はベテランのスタッフの女性。順調に終えた事と思います。

25日にはボリュームチェックです。
上映まで今しばらくお待ち下さい。



posted by バリアフリーシアタースタッフ at 22:24| Comment(0) | 日記

2019年02月07日

第4回『副音声ガイド制作ワークショップ』

2月2日は講座の最終日でした。
最終日はゲストに中途失明のTさんをお迎えしました。
川崎アーツの「副音声ガイドの生みの親」である彼女のお話は
大変興味深く、又そのエネルギーに驚かされました。
受講生の皆さまも同じではなかったでしょうか。

家族が映画好きだった事、また映画に親しむ環境があった事は
このブログを書いている私と全くといっていい程同じで、ビックリしました。
「3人娘」や「アラン・ドロン」の話に「ウン・ウン!そうそう!」と
うなずく私。同じ青春時代を過ごしたのですね。
段々と見えなくなっていっても、「マイ・フェア・レディ」や
「昨日・今日・明日」を観に行った事などを楽しく話してくださいました。
「見えなくなってからも観に行きましたが、“松本清張”の映画は
最後は音楽だけで分からなかった」との事。
多分「砂の器」では?と思いました。
副音声ガイドがあれば、もっと楽しめましたのに...。

1997年に、「高校生ボランティアがライブで副音声」の記事を読み
「しんゆり映画祭は市民の映画祭なのだから、副音声ガイド上映を
やって欲しい」と映画祭の初代実行委員長に電話されたことが、
新百合ヶ丘でバリアフリー上映が始まるきっかけになったそうです。
ただただその情熱に圧倒されました。
彼女が電話を掛けていなかったら、私も副音声に関わっていなかったし
このブログを書く事も無かった...という事ですね。
川崎アーツの副音声ガイドチームが副音声を担うまでは、
Tさんが代表を勤める朗読ボランティアグループが音声ガイドを
制作されました。
「最初の映画『うなぎ』の上映を映画館で鑑賞された時のお気持ちは?」
の問いかけに
「皆さんが笑っているところで笑えました」と答えられました。
又「泣ける箇所は、解説が無くても泣けます」とも...。
副音声で難しいのは、劇場で他の皆さまと同じ箇所で笑っていただく事。
見えない方の笑い声が聞えたときは、ホッとします。
多すぎなく、出しゃばり過ぎない副音声が良いとの事。
「本を読む場合と同じで、ある程度の情報があれば、頭の中で物語が絵の
イメージで作られる」との事です。
私も本を読んでいる時は、頭の中に物語が絵として浮かんでいます。
皆さまも同じですよね。

Tさんのお話の後は、いよいよ受講生の皆さんが制作した副音声ガイド上映。
「チキンズ・ダイナマイト」と「エンドローラーズ」
ガイド朗読されたお二人は最初は緊張されていましたが、徐々に落ち着いて
読まれていました。
間(ま)がある時の読むきっかけは難しかったのでは?
Tさんの的確なご指摘や感想に、私もうなずきました。
受講生の皆さんは如何でしたか?
ゲストのTさん、長い時間をありがとうございました。
これからもよろしくご指導下さい。

受講生の皆さん!
「正しい日本語」で書けましたか?
「同音異義語」に注意を払いましたか?
「自分の想像」を書きませんでしたか?
副音声に正解はありません。「語彙」を増やして下さいネ。
作文や小説ではありません。「分かりやすい言葉で簡潔に」です。
(偉そうに言える私ではありませんが...)
私もこのブログを書きながら、この事を肝に銘じています。

受講生の皆さま。
ご参加をありがとうございました。
時間が足りなく、又スタッフも慣れなくて不手際があった事をお許し下さい。
又お会い出来る日がありますように...お待ちいたしております!!!


posted by バリアフリーシアタースタッフ at 00:36| Comment(0) | 日記

2019年02月01日

第3回『副音声ガイド制作ワークショップ』

1月26日の3回目の講座は送迎体験をしました。
先ず、ガイドヘルパーの資格をもったTさんから
視覚障害の方のガイドについての注意と説明がありました。
基本姿勢や、歩く早さ、エレベーターに乗る時の注意...等々。
特に、方向転換する時は「向きを変える事」を伝え、
視覚障害者を中心に回るようにする事は、ガイド経験者の私にとっても
大変参考になりました。
又、物の位置は「ここ・そこ・あそこ」ではなく「前・後、左・右」と
伝える事...「あっ!言っているかもしれない」と反省。
椅子への誘導や、トイレでの注意もありました。
その後ガイド体験をしました。
先ず、私とスタッフのMさんで見本を...と言っても自信の無い私。
そんな私ですので目をつむって歩くのは怖かったのですが、
Mさんの的確なガイドで徐々に落ち着いてガイドされる事ができました。

副音声講座ー1.jpg 副音声講座-8.jpg

受講生の皆さんも恐る恐るでした。
アイマスクを着けず、すぐ目を開けられる状態でも怖かったですね。
ガイドをする方も緊張されていました。
見えていると気が付かないような段差につまずく事が分かりました。
Mさんは体格が良いので私は安心して、ガイドされて歩けましたが、
小柄な私のガイドはどうなんだろう?と疑問が浮かびました。
先ずガイドをする者が、しっかり歩けないと...と自分自身を反省しました。

次は、副音声朗読担当の方はアートセンターの収録室でガイド朗読の練習。
他の方は副音声ガイド制作をしました。
ガイド朗読は落ち着いて出来たでしょうか?
副音声は最後まで出来ませんでした。
それでも解散した後も集まって、議論を重ねていた受講生の皆さん。
その姿勢に感動しました。
次回は最終回です。
ライブ朗読を視覚障害の方に実際に聞いていただきます。
どんな感想をを頂けるでしょうか?
受講生の皆さんはドキドキでしょうか?それとも楽しみでしょうか?

いよいよ明日です。


posted by バリアフリーシアタースタッフ at 23:33| Comment(1) | 日記