昨年、82歳で亡くなったバート・レイノルズの最後の主演作品です。
バート・レイノルズと聞くと「あ〜あの人ね」と顔も浮かぶのですが
はて?どんな映画に出ていた?
「脱出」「トランザム7000」「ブギーナイツ」等で題名は知っていますが
内容は???位の私です。
かっては、スーパースターとして大活躍していたヴィック・エドワーズ。
今は大きな屋敷に犬一匹と住んでいます。その犬にも先立たれます。
年老いて世間から忘れ去られた彼の元に、一通の招待状が届きます。
最初は無視しますが、イーストウッドやデニーロも受賞した
「功労賞」の授与...友人にも勧められ一人で出かけます。
忘れられたとは言え、元大スター!招待されたのですから、当然の事ながら
飛行機はファーストクラス、迎えはリムジン、ホテルは一流ホテル!
ところが、飛行機はエコノミー、迎えはぽっちゃり体形のへそ丸出しの
お姉ちゃん!そして車はオンボロ車。そのうえにホテルはモーテル。
極めつけは、映画祭の会場...何と!場末(?)の小さなパブ。
気分を害した彼は、途中から会場を抜け出します。
実は...彼には、映画祭に出席以外にこの町に来た理由があったのです。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」でディカプリオが
演じた“リック・ダルトン”のモデルはバート・レイノルズだとか...。
現在(亡くなりましたが)のバート・レイノルズと若い頃のレイノルズが
共演の場面もあります。
見も知らぬカップルの結婚式に飛び入りして、歌を歌う姿は
「あ〜やはり大スターだ」と思いました。風格があり素敵でした。
映画の中で「イーストウッドの選択は正しかった。私は間違えた」の台詞があります。
いえいえ、こんな素敵な映画を遺した貴方は素晴らしい選択をした!と思いました。
日本での公開日の9月6日は彼 “バート・レイノルズ” の命日でした。
2019年09月19日
「ラスト・ムービースター」
posted by バリアフリーシアタースタッフ at 00:12| Comment(0)
| 映画
2019年09月11日
映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
今年初めての、副音声サポート以外での映画鑑賞でした。
私は、レオナルド・ディカプリオのファンでもないし、
ブラッドピットのファンでもありません。
が、クエンティン・タランティーノが監督と言う事と、
題名に惹かれて重い腰を上げました。
舞台は1960年代のハリウッド。
映画俳優はテレビには出ません。テレビ俳優は映画には出られない
(“出ない”ではありません)時代です。
この映画、1950〜60年代の映画やテレビドラマを知らない方は???
かもしれませんネ。
“マカロニウエスタン”と言えばクリント・イーストウッド“!
テレビの洋画劇場でよく観ました。初めて映画館でイーストウッドを見たときは
「あれ?声が違う!」とビックリ!テレビではいつも吹き替えでしたからね。
TVドラマ「ローハイド」で有名になった、イーストウッドでしたが、
中々映画俳優に転身できませんでした。
そんなイーストウッドの運命を切り開いたのが“マカロニウエスタン”です。
何故“マカロニウエスタン”と呼ばれるのか?これを知らない人には
この映画は無理かもしれませんネ。
映画にロマン・ポランスキーとシャロン・テートが登場すると
“シャロンテート事件”が頭から離れなくなります。
レオナルド・ディカプリオ演じるリック・ダルトンはテレビの西部劇ドラマで
スターになったという設定。今は人気もキャリアも下降しています。
そのリックのスタントマン兼付き人がブラッド・ピットです。強いですよ〜。
「ロミオとジュリエット」の時のように溌溂としたディカプリオでもなく、
「リバー・ランズ・スルー・イット」の時のように光り輝くブラッド・ピット
ではありませんが(例えの映画が古すぎる?)、今回の映画の2人は好きです。
3時間近い映画ですが、あっと言う間に時間は過ぎました。
私は、レオナルド・ディカプリオのファンでもないし、
ブラッドピットのファンでもありません。
が、クエンティン・タランティーノが監督と言う事と、
題名に惹かれて重い腰を上げました。
舞台は1960年代のハリウッド。
映画俳優はテレビには出ません。テレビ俳優は映画には出られない
(“出ない”ではありません)時代です。
この映画、1950〜60年代の映画やテレビドラマを知らない方は???
かもしれませんネ。
“マカロニウエスタン”と言えばクリント・イーストウッド“!
テレビの洋画劇場でよく観ました。初めて映画館でイーストウッドを見たときは
「あれ?声が違う!」とビックリ!テレビではいつも吹き替えでしたからね。
TVドラマ「ローハイド」で有名になった、イーストウッドでしたが、
中々映画俳優に転身できませんでした。
そんなイーストウッドの運命を切り開いたのが“マカロニウエスタン”です。
何故“マカロニウエスタン”と呼ばれるのか?これを知らない人には
この映画は無理かもしれませんネ。
映画にロマン・ポランスキーとシャロン・テートが登場すると
“シャロンテート事件”が頭から離れなくなります。
レオナルド・ディカプリオ演じるリック・ダルトンはテレビの西部劇ドラマで
スターになったという設定。今は人気もキャリアも下降しています。
そのリックのスタントマン兼付き人がブラッド・ピットです。強いですよ〜。
「ロミオとジュリエット」の時のように溌溂としたディカプリオでもなく、
「リバー・ランズ・スルー・イット」の時のように光り輝くブラッド・ピット
ではありませんが(例えの映画が古すぎる?)、今回の映画の2人は好きです。
3時間近い映画ですが、あっと言う間に時間は過ぎました。
posted by バリアフリーシアタースタッフ at 23:18| Comment(0)
| 映画
2019年09月07日
映画「長いお別れ」
認知症の男性と、その家族の7年間の物語
ゆっくりと時間をかけて症状が進む事から「長いお別れ」。
近い将来には、65歳以上の5分の1が認知症になるとか...
他人事ではありません。
自分が認知症にならないという保証はありません。
身につまされて身につまされて...涙が溢れました。
認知症の高齢者を演じるのは名優「山崎努」。
昨年のしんゆり映画祭で上映した「モリのいる場所」が記憶に新しいですね。
先日、映画「天国と地獄」をTVで観たばかりの私。
「天国と地獄」のギラギラした犯人役から一転して認知症。
と言っても、2本の映画の間には56年の歳月が横たわっています。
「天国と地獄」は1963年の映画です。56年前です。
「そうかぁ〜山崎努が認知症ね〜」と感慨深い思いが...
そしてもう一人!長女役の竹内結子の夫役の北村有起哉!
NHKの時代劇「蛍草 菜々の剣」で冷酷な役を演じています。
「絶対に妻を裏切る!」と、確信をもって見ていた私。
いつ裏切るかと、変な緊張感が...あれれ〜〜〜?
「あれ?良い旦那じゃん!」(笑)
「蛍草〜」の方では、悪事がばれて切腹しました。
もしこれが私だったら...松原智恵子演じる妻の様に優しく出来るかしら?
この映画、妻と夫が反対だったら?と色々考えさせられました。
でもやはり...ちょっと綺麗事に収めているかな?
何をやっても上手くいかない、不器用な次女の蒼井優が良かったです。
他の団体が作った副音声ガイド付き上映でした。
ゆっくりと時間をかけて症状が進む事から「長いお別れ」。
近い将来には、65歳以上の5分の1が認知症になるとか...
他人事ではありません。
自分が認知症にならないという保証はありません。
身につまされて身につまされて...涙が溢れました。
認知症の高齢者を演じるのは名優「山崎努」。
昨年のしんゆり映画祭で上映した「モリのいる場所」が記憶に新しいですね。
先日、映画「天国と地獄」をTVで観たばかりの私。
「天国と地獄」のギラギラした犯人役から一転して認知症。
と言っても、2本の映画の間には56年の歳月が横たわっています。
「天国と地獄」は1963年の映画です。56年前です。
「そうかぁ〜山崎努が認知症ね〜」と感慨深い思いが...
そしてもう一人!長女役の竹内結子の夫役の北村有起哉!
NHKの時代劇「蛍草 菜々の剣」で冷酷な役を演じています。
「絶対に妻を裏切る!」と、確信をもって見ていた私。
いつ裏切るかと、変な緊張感が...あれれ〜〜〜?
「あれ?良い旦那じゃん!」(笑)
「蛍草〜」の方では、悪事がばれて切腹しました。
もしこれが私だったら...松原智恵子演じる妻の様に優しく出来るかしら?
この映画、妻と夫が反対だったら?と色々考えさせられました。
でもやはり...ちょっと綺麗事に収めているかな?
何をやっても上手くいかない、不器用な次女の蒼井優が良かったです。
他の団体が作った副音声ガイド付き上映でした。
posted by バリアフリーシアタースタッフ at 22:50| Comment(0)
| 映画