舞台は、バングラデシュの首都ダッカ。
縫製工場で働く23歳の女性シム。
工場の環境は劣悪な上に、安い給料は未払いが続いている。
家ではシムのお金をアテにして働かない夫。
ある日、労働権利団体の女性に声を掛けられる。
シムは労働組合を結成しようと立ち上がりますが...
工場幹部の脅し、夫や同僚の反対など様々な困難に遭います。
世界の繊維産業を支えるバングラデシュ。
先日、衣料品店で手にしたTシャツには「メイド・インバ・ングラデシュ」
のタグがありました。
このTシャツの何枚分がシムの一か月の給料なんだろう...?
買って良いのか?それとも...これを買うことは搾取?
と複雑な気持ちになりました。
2013年のラナ・プラザのビル崩壊事故で知られる事になった
低い賃金と厳しい労働環境。
大型発電機と数千台のミシンの振動で崩壊した事故の犠牲者は
およそ1,200人の死者、2,500人の負傷者にのぼりました。
このような劣悪な労働環境の改善を求めて戦った、一人の女性の
実話に基づいた映画です。
●副音声イヤホンガイド付き上映(要予約)
視覚障がい者向けのガイドを、イヤホン(FMラジオ)でお聞きいただけます。
7月9日(土)、10日(日)、12日(火) 12:15の回
※今回より水曜日の副音声上映は火曜日になりました。
[バリアフリー上映予約方法]
送迎・FMラジオレンタルの希望有無をEメール、電話のいずれかでお知らせください。
※FMラジオは持参可。88.5MHzで放送します
電話:044-955-0107/メール:artcenter@kac-cinema.jp
2022年07月07日
副音声ガイド付き上映『メイド・イン・バングラデシュ』
posted by バリアフリーシアタースタッフ at 17:45| Comment(0)
| 日記
2022年06月11日
次回の副音声上映は「メイド・イン・バングラデシュ」です。
今回も副音声台本のチェックはリモートで行われました。
6月4日と5日に、吹き替えの収録をしました。
一人ずつの収録ですので、今回も収録は2日間。
今回の収録は楽しく出来ました。
普段では口にすることの無い
「クズ野郎!いいように働かせて」等の台詞!
録音・演出担当の方も
「皆さん、普段は使わない台詞の吹き替えが楽しそう」と笑っていらつしやいました。
今回の主役の女性の吹き替え担当は副音声スタッフの一人です。
リモートでしか会えなかったスタッフの方に、久しぶりに会えて嬉しかったです。
顔を合わせることの大切さを改めて感じました。
他愛のないお喋りも大切にしたいですね。
少しずつコロナの状況も変化しています。
全員で集まっての台本チェックが、一日でも早く始まりますように…。
「メイド・イン・バングラデシュ」は7月9日(土)より上映です。
posted by バリアフリーシアタースタッフ at 23:54| Comment(0)
| 日記
2022年04月04日
副音声ガイド付き上映『GAGARINE/ガガーリン』
(2020年・フランス)
1961年パリ郊外に建設された公営住宅ガガーリン団地。
赤煉瓦の大規模な団地は、この年に世界初の宇宙飛行士となった
ガガーリンから命名。
様々な民族の移民たちが暮らすこの団地も今は老朽化し、解体される事に。
この団地で生まれ育った16歳のユーリ。
宇宙に夢を馳せるユーリは、母を待ちながら一人で暮らしています。
次々と引っ越す住人達。
ユーリは一人団地にとどまり、ある決心をします...。
「ガガーリン」と聞いてソ連の記録映画?と思いました。
今の若い人は「ソ連(ソビエト連邦)」を知らない人もいるとか...。
ユーリイ・ガガーリンは1961年4月12日、ボストーク3KA―2で
世界初の有人飛行に成功した宇宙飛行士です。
「地球は青かった」の言葉が有名です。
何と!ガガーリンは34歳の若さで亡くなっているのですね。
ガガーリンの名を冠したガガーリン団地に住むアフリカ系の少年ユーリ。
「ガガーリンにユーリ」 宇宙に憧れるのは当然といえば当然に思えます。
今、ユーリはどこかで夢に向かって力強く暮らしている!と信じています。
1961年パリ郊外に建設された公営住宅ガガーリン団地。
赤煉瓦の大規模な団地は、この年に世界初の宇宙飛行士となった
ガガーリンから命名。
様々な民族の移民たちが暮らすこの団地も今は老朽化し、解体される事に。
この団地で生まれ育った16歳のユーリ。
宇宙に夢を馳せるユーリは、母を待ちながら一人で暮らしています。
次々と引っ越す住人達。
ユーリは一人団地にとどまり、ある決心をします...。
「ガガーリン」と聞いてソ連の記録映画?と思いました。
今の若い人は「ソ連(ソビエト連邦)」を知らない人もいるとか...。
ユーリイ・ガガーリンは1961年4月12日、ボストーク3KA―2で
世界初の有人飛行に成功した宇宙飛行士です。
「地球は青かった」の言葉が有名です。
何と!ガガーリンは34歳の若さで亡くなっているのですね。
ガガーリンの名を冠したガガーリン団地に住むアフリカ系の少年ユーリ。
「ガガーリンにユーリ」 宇宙に憧れるのは当然といえば当然に思えます。
今、ユーリはどこかで夢に向かって力強く暮らしている!と信じています。
posted by バリアフリーシアタースタッフ at 12:20| Comment(0)
| 日記