今年の初映画...と言ってもネットの接続先のオンデマンドで鑑賞。
「あれ?聞いた題名」と思い、鑑賞。
映画館で観なかった事を後悔しました。
2018年にアートセンターで上映の映画だったのですね。
聞いたことがある筈でした。
舞台はレバノン。
2人の男、トニーとヤーセルの些細な諍いが法廷へ持ち込まれ
暴動へと発展します。
2人の男はそれぞれが心の内で、自分の非を認めているのですが
それぞれに弁護士が付き(と言っても意に反してですが)小さな諍いが
パレスチナ問題へと向かっていきます。
相手のプライベートが暴かれるたびに心を痛めるトニーとヤーセル。
自分たちの思いと違う方向へと向かう裁判。
それでも裁判によって、相手の苦しみ悲しみが分かっていきます。
自分は被害者だけれども加害者でもあった...と。
邦題は???ですが、感想は「良い映画を観たなぁ〜」の一言。
「謝罪は弱さではなく、礼儀」の言葉に大きくうなずきました。
最初に一言「悪かった」と言いさえすれば...と、映画を観ながら
何度も思いました。
余談ですが、レバノンは「キアヌ・リーブス」の生まれた地です。
2021年01月02日
『判決-ふたつの希望』(2017年・フランス・レバノン)
posted by バリアフリーシアタースタッフ at 18:53| Comment(0)
| 映画
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