2018年09月01日

映画「軍中楽園(2014年・台湾)

妖しい題名に魅かれ、又「非情城市」のホウ・シャオシェンが完成を望み
編集に参加!...で即決!鑑賞してきました。

「軍中楽園」とは...
読んで字の如し...軍の中の楽園です。
軍の中にある兵士の為の娼館です。
兵士にとっては楽園でも、女性にとっては苦界以外の何ものでもありません。

1969年の台湾が舞台の映画です。
中国と台湾が対立していた時代、攻防の最前線だった台湾の金門島。
そこへ配属された若い兵士、“バオタイ”。
エリート部隊へ配属されたのですが...
カナヅチだった為に小さな831部隊に転属になります。
そこは娼館を管理する部隊でした。
様々の事情を抱える女性たち中の“ニーニー”に惹かれます。
娼婦でありながらも凛としたニーニー。
でも、将来を約束した女性がいる“バオタイ”は純潔を守ります。
大陸出身の老兵“ラオジャン”は母親との別れも出来ないまま、拉致同然に
戦地に送られます。軍隊しか知らない“ラオジャン”の純情に泣かされます。
上官の酷い苛めに打ちのめされる若い兵士“ホワジャン”
彼は絶望からとんでもない行動にはしります。

ニーニーがギターで奏でる「帰らざる河」が、観る者の心を揺さぶります。
ラオジャンと夜の外出が禁止されているニーニーが手を繋ぎ、蛍の舞う草原を
「月下美人」の元へ走るシーンが素敵でした。

公然の秘密のこの娼館は、1990年まであったそうです。

エンドロールのモノクロシーンは涙が溢れました。


posted by バリアフリーシアタースタッフ at 21:10| Comment(0) | 映画
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