今年最初の副音声上映作品です。
この映画のボリュームチェックが、私にとっての今年初の映画館で
鑑賞した映画になりました
コロナ禍の中、この作品もリモートで台本チェックをしました。
映画の中に歌が登場する副音声はとても難しいのです。
歌を聴いて欲しい!そして歌の内容も知って欲しい!
特にこの映画は歌が主役です。
どこまで歌詞を副音声として入れるか...試行錯誤でした。
副音声制作も大変でしたが、特に録音編集の方は苦労された様です。
吹き替え、副音声ガイド朗読の録音後の編集は、ボリュームチェック
前日の夜まで行われたそうで、苦労した難しい編集だったそうです
三大テノールとは、ルチアーノ・パヴァロッティ、プラシド・ドミンゴ、
そしてホセ・カレーラスです。
音楽に疎い私が知っていたのはパヴァロッティのみ。
パヴァロッティと言えば「トゥーランドット」!...程度の知識でした。
荒川静香が2006年のトリノオリンピックで金メダルに輝いた時の曲が
「トゥーランドット」の「誰も寝てはならぬ」でしたね。
映画は1990年FIFAW杯(ワールドカップ)イタリア大会の
決勝戦の前夜祭として行われた三大テノールコンサートから始まります。
当時の関係者・彼らを愛する人々へのインタビューやリハーサル映像、
バックステージ映像などから、音楽とサッカーを愛し楽しむ3人の姿が
鮮やかに浮かび上がってきます。
映画の中で数々の曲が歌われます。
「太陽の土地」、「アルルの女」、「帰れ、ソレントへ」、「シェリト・リンド」
エディット・ピアフ作詞の「バラ色の人生」、「ムーン・リバー」
「アメリカ」(「ウエスト・サイド物語」)そして「マイ・ウエイ」等々...
曲名は知らなくてもどこかで聞いた曲ばかりです。
この映画で「誰も寝てはならぬ」の詩の内容を知りました。
どの歌も素晴らしいです。歌ってこんなに素晴らしいのだと思いました。
思わず拍手をしそうでした(拍手をした副音声スタッフもいました)。
是非!是非!映画館で素晴らしい歌声を体験してください。
きっと貴方の魂を揺さぶる筈です。
2021年03月08日
『甦る三大テノール 永遠の歌声』
posted by バリアフリーシアタースタッフ at 22:29| Comment(0)
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