2021年01月02日

『判決-ふたつの希望』(2017年・フランス・レバノン)

今年の初映画...と言ってもネットの接続先のオンデマンドで鑑賞。
「あれ?聞いた題名」と思い、鑑賞。
映画館で観なかった事を後悔しました。
2018年にアートセンターで上映の映画だったのですね。
聞いたことがある筈でした。

舞台はレバノン。
2人の男、トニーとヤーセルの些細な諍いが法廷へ持ち込まれ
暴動へと発展します。
2人の男はそれぞれが心の内で、自分の非を認めているのですが
それぞれに弁護士が付き(と言っても意に反してですが)小さな諍いが
パレスチナ問題へと向かっていきます。
相手のプライベートが暴かれるたびに心を痛めるトニーとヤーセル。
自分たちの思いと違う方向へと向かう裁判。
それでも裁判によって、相手の苦しみ悲しみが分かっていきます。
自分は被害者だけれども加害者でもあった...と。

邦題は???ですが、感想は「良い映画を観たなぁ〜」の一言。
「謝罪は弱さではなく、礼儀」の言葉に大きくうなずきました。
最初に一言「悪かった」と言いさえすれば...と、映画を観ながら
何度も思いました。

余談ですが、レバノンは「キアヌ・リーブス」の生まれた地です。

posted by バリアフリーシアタースタッフ at 18:53| Comment(0) | 映画

2021年が始まりました。

2020年は、コロナ禍で映画界も大きく変わりました。
皆様も自宅で、ネット配信の映画を楽しまれたと思います。
これからも、映画館まで遠い人や出掛けられない人達に
映画を楽しむ機会を与えてくれるネット配信の映画やドラマは
増えてクオリティーも益々上がると思います。
それでも映画は出来るだけ映画館で楽しんで欲しい...
障害のある人も無い人も楽しんで欲しい!
その想いでこれからも活動を続けたいと思っています。
早くコロナが終息して欲しい!!!
本年もよろしくお願いいたします。

posted by バリアフリーシアタースタッフ at 13:05| Comment(0) | 日記