2019年12月08日

「第三夫人と髪飾り」

19世紀が舞台のベトナム映画です。
題名とポスターの少女の瞳に魅かれて、観に行きました。

少女メイは14歳。
絹の里を治める富豪のもとに第三夫人として嫁ぎます。
第一婦人には息子がいて、第二夫人には女の子が2人。
さらなる男子を生むために迎えられたメイです。
そして、男の子を生まないと「奥様」と呼ばれない事を知ります。
第一夫人も第二夫人もメイをあたたかく迎えます。
やがてメイは妊娠し、同じころに第一夫人も妊娠します。
自分の子が男の子でありますように...と祈るメイ。
やがて桃源郷の様に静かで美しい里に悲しい出来事がおこります。
子供が生まれたメイの下した決断は...?
自分の手で長い黒髪をバッサリと切った第二夫人の娘。
彼女の...決意に満ちた強い光を宿した瞳の意味するものは?

とにかく美しい!美しい!そして官能的で残酷な映画です。
ベトナムだけでなく、日本の...そんなに遠くない時代にもあった話です。

撮影当時、メイを演じた少女が13歳だったと言う事で、ベトナムでの
上映は4日間で打ち切られたそうです。


posted by バリアフリーシアタースタッフ at 00:07| Comment(0) | 映画

2019年12月05日

次回作は「風をつかまえた少年」

11月30日(土)に吹き替え収録をしました。
少年が主役の映画です。友達もいます。
収録室は若い男性で一杯になりました。
若い熱気に溢れ、今まで以上に酸欠に近い状態の収録室でした。
吹き替えは初めての方もいましたが、何度もテストを重ねているうちに
収録も順調に進むようになりました。
思っていた時間より早く収録を終えることが出来ました。
若い皆さんから「とても勉強になりました」の言葉を頂きました。
楽しい収録でしたが、若い方たちの話題にはついて行けませんでした(笑)

「風をつかまえた少年」は実際にあった話です。
2001年、アフリカのマラウイを大干ばつが襲います。
アフリカの最も貧しい国のひとつのマラウイ。
14歳の少年ウィリアムは学費を払えず学校にも通えなくなります。
機械いじりの好きなウイリアムは、風力発電で乾いた大地に水を引くことを
思いつきます。
校長に知れないようにこっそりと学校の図書館で勉強をします。
家族を...村を助けたい!その真直ぐな思いが周囲を動かし、
枯れた大地を変えていきます。



posted by バリアフリーシアタースタッフ at 22:51| Comment(0) | 日記

12月になりました。

しんゆり映画祭が終わって一か月経ちました。
映画祭に関係された皆様の心労は如何ばかりだったか...
私の想像以上だったと思います。
ニュースにもなった映画祭でしたが終わりました。
映画祭に携わった皆さま...
心より、「お疲れ様でした」と申し上げます。
本当に大変でしたね...。

posted by バリアフリーシアタースタッフ at 21:56| Comment(0) | 日記