2019年06月17日

次回の副音声ガイド上映は『家(うち)へ帰ろう』です。

アートセンターで2月に上映され、今回はアンコール上映です。
6月8日に吹き替えを、9日に副音声を収録しました。

88歳の仕立て屋のアブラハム。
アルゼンチンに住んでいますが、故国はポーランドです。
アブラハムは片道切符を持ち、一人で故国を訪ねる旅に出ます。
目的は、ホロコーストから逃れたアブラハムを助けてくれた親友に
自分が仕立てた「最後のスーツ」を届ける事。
ドイツは通りたくないアブラハムのポーランドを目指す旅が始まります。
頑固で、お洒落で、したたかなアブラハムを待ち受けるハプニング。
別れてから70年。彼は親友に「最後のスーツ」を渡せるのでしょうか?

高齢の男性のロードムービーには『手紙は憶えている』があります。
この映画『手紙は憶えている』に私がつけたキャッチコピーは
“私、齢(よわい)90歳。70年前に殺された家族の復讐に参ります。
手がかりの一通の手紙と認知症を携えて...。“
70年前にナチスに家族を殺された老人の復讐ロードムービーです。
この映画...オチが凄いです。
どちらも70年前のホロコーストを題材にしていながら
「家へ帰ろう」が “ほのぼの(?)系ロードムービー”なら
「手紙は憶えている」は “サスペンス系ロードムービー” です。
見比べるのも面白いですよ。

●『家へ帰ろう』・副音声イヤホンガイド付き上映(要予約)
7/13(土)、14(日)、17(水)12:10の回
[予約方法]以下をEメール、電話のいずれかでお知らせください。
(1)鑑賞希望日 (2)チケット枚数
(3)氏名 (4)住所 (5)電話番号
(6)付添の有無
(7)送迎・FMラジオレンタルの希望有無
※FMラジオは持参可。88.5MHzで放送します
電話:044-955-0107/メール:artcenter@kac-cinema.jp



posted by バリアフリーシアタースタッフ at 21:11| Comment(0) | 日記