2019年02月17日

次回作は不朽の名作「禁じられた遊び」です。

2月9日に吹き替えを、10日に副音声朗読の収録を終えた「禁じられた遊び」
戦場や戦闘シーンの描写は殆どありませんが、「大いなる幻影」と共に
反戦映画の名作として知られています。
低予算映画だった為に音楽にオーケストラを使う事が出来なかった本作品。
“ナルシソ・イエペス”がギター1本で奏でた「愛のロマンス」は、
映画を観ていない方も聴いた事はある筈...映画以上に有名かもしれませんネ。
主役のポーレットの可愛い事。実の両親が両親役で出演しています。
ポーレットを助ける少年ミシェル。ポーレットの幸せを願う言葉に涙が溢れます。

監督は“ルネ・クレマン”。
「禁じられた遊び」と共に「太陽がいっぱい」が代表作です。
「太陽がいっぱい」(1960年)は母親に連れられて観に行きました。
結構ミーハー(死語?)だったのね...私の母親も。

目の前で両親を亡くしたポーレットを演じる“ブリジット・フォセー”
感情の機微を見事に表現しています。
ミシェル役に“ジョルジュ・プージュリー”。
ポーレットの笑顔が見たくて、ひたむきに尽くす姿に心を動かされます。
そして...ハンサム!です。

是非!是非!
映画館でこの名作を...そして素晴らしいギターの音色をお楽しみ下さい。
何度観ても、素晴らしい映画です。



posted by バリアフリーシアタースタッフ at 01:03| Comment(0) | 日記

2019年02月10日

2月9日、次回作の吹き替えを収録しました。

日本映画が続き、半年振りの吹き替え収録でした。
日本映画の「フジコ・ヘミングの時間」でも吹き替え収録が
ありましたが、ごく一部で副音声朗読と同じ日に収録しました。
前回の外国映画の吹き替え収録は「大いなる幻影」でした。
この時は、暑い7月で今回は雪の舞う日。
声優さんの帰る足を気にしながらの収録。
幸いにも大雪にならなくてホッとしました。

前回の「大いなる幻影」の出演者は60名。今回は24名。
人数は違いますが、共通点があります。
戦争の悲劇を描いている不朽の名作です。
そしてヒロインは前作も副音声スタッフが担当しましたが
今回も副音声スタッフが担当しました。
若い女性スタッフが主役の女の子を可愛く演じ切りました。
ブログを書いている私は、主役の男の子の母親役。
台詞も沢山!緊張しました。
いつもの収録は、控え室で声優の皆さんやスタッフと
差し入れのお菓子を食べながらお喋りを楽しんでいますが、
今回は殆ど収録室に入っていました。
何年か前に受けた、声を出す訓練を思い出しながら
収録に臨みました...が、やはり最初は緊張して
声が出ていなくて、マイクが声を拾ってくれませんでした。
皆さまに助けていただきながら、励ましていただきながら
無事に収録を終えた時は、思わずバンザイ\(^o^)/。
先日、誕生日を迎えた高齢者の私がこんな大きな役の吹き替えを
担当するとは...貴重な体験をする事が出来ました。
大きな不安を抱えた私を、励ましてくれたスタッフの皆さまに感謝です。
私が収録の足を引っ張るのでは...と心配しましたが
予定よりも早く、夜の7時に収録を終了しました。
今日(2月10日)は副音声朗読の収録でした。
朗読はベテランのスタッフの女性。順調に終えた事と思います。

25日にはボリュームチェックです。
上映まで今しばらくお待ち下さい。



posted by バリアフリーシアタースタッフ at 22:24| Comment(0) | 日記

2019年02月07日

第4回『副音声ガイド制作ワークショップ』

2月2日は講座の最終日でした。
最終日はゲストに中途失明のTさんをお迎えしました。
川崎アーツの「副音声ガイドの生みの親」である彼女のお話は
大変興味深く、又そのエネルギーに驚かされました。
受講生の皆さまも同じではなかったでしょうか。

家族が映画好きだった事、また映画に親しむ環境があった事は
このブログを書いている私と全くといっていい程同じで、ビックリしました。
「3人娘」や「アラン・ドロン」の話に「ウン・ウン!そうそう!」と
うなずく私。同じ青春時代を過ごしたのですね。
段々と見えなくなっていっても、「マイ・フェア・レディ」や
「昨日・今日・明日」を観に行った事などを楽しく話してくださいました。
「見えなくなってからも観に行きましたが、“松本清張”の映画は
最後は音楽だけで分からなかった」との事。
多分「砂の器」では?と思いました。
副音声ガイドがあれば、もっと楽しめましたのに...。

1997年に、「高校生ボランティアがライブで副音声」の記事を読み
「しんゆり映画祭は市民の映画祭なのだから、副音声ガイド上映を
やって欲しい」と映画祭の初代実行委員長に電話されたことが、
新百合ヶ丘でバリアフリー上映が始まるきっかけになったそうです。
ただただその情熱に圧倒されました。
彼女が電話を掛けていなかったら、私も副音声に関わっていなかったし
このブログを書く事も無かった...という事ですね。
川崎アーツの副音声ガイドチームが副音声を担うまでは、
Tさんが代表を勤める朗読ボランティアグループが音声ガイドを
制作されました。
「最初の映画『うなぎ』の上映を映画館で鑑賞された時のお気持ちは?」
の問いかけに
「皆さんが笑っているところで笑えました」と答えられました。
又「泣ける箇所は、解説が無くても泣けます」とも...。
副音声で難しいのは、劇場で他の皆さまと同じ箇所で笑っていただく事。
見えない方の笑い声が聞えたときは、ホッとします。
多すぎなく、出しゃばり過ぎない副音声が良いとの事。
「本を読む場合と同じで、ある程度の情報があれば、頭の中で物語が絵の
イメージで作られる」との事です。
私も本を読んでいる時は、頭の中に物語が絵として浮かんでいます。
皆さまも同じですよね。

Tさんのお話の後は、いよいよ受講生の皆さんが制作した副音声ガイド上映。
「チキンズ・ダイナマイト」と「エンドローラーズ」
ガイド朗読されたお二人は最初は緊張されていましたが、徐々に落ち着いて
読まれていました。
間(ま)がある時の読むきっかけは難しかったのでは?
Tさんの的確なご指摘や感想に、私もうなずきました。
受講生の皆さんは如何でしたか?
ゲストのTさん、長い時間をありがとうございました。
これからもよろしくご指導下さい。

受講生の皆さん!
「正しい日本語」で書けましたか?
「同音異義語」に注意を払いましたか?
「自分の想像」を書きませんでしたか?
副音声に正解はありません。「語彙」を増やして下さいネ。
作文や小説ではありません。「分かりやすい言葉で簡潔に」です。
(偉そうに言える私ではありませんが...)
私もこのブログを書きながら、この事を肝に銘じています。

受講生の皆さま。
ご参加をありがとうございました。
時間が足りなく、又スタッフも慣れなくて不手際があった事をお許し下さい。
又お会い出来る日がありますように...お待ちいたしております!!!


posted by バリアフリーシアタースタッフ at 00:36| Comment(0) | 日記