2020年05月01日

親子で観て欲しい!!!

皆さま、いかがお過ごしですか?
コロナ自粛で、縮こまっていませんか?
ちょっとの事でイライラする毎日です。
年間に観る映画もさほど多くはない私ですが、映画を観に行かないと言う事と
全国の映画館が休館で観に行けない...とは違います。
「これを観ようかなぁ〜それともこっちにしようかなぁ〜」の楽しみさえない
のです。
そんな私がこの自粛休暇に親子で観て欲しい映画を2本紹介します。
「ぼくの名前はズッキーニ」と「メイジーの瞳」です。

「ぼくの名前はズッキーニ」
人形を少し動かしては撮影をし、またちょっと動かしては又撮影を...と
気の遠くなるような作業を繰り返して完成したストップモーションアニメです。
目が大きくて、手が長い人形です。
人形なのに、目に悲しみが宿っています。
9歳の主人公のズッキーニは、母親から虐待を受けています。
「ズッキーニ」は母親がつけたあだ名です。フランス語でウリやカボチャを
意味する言葉で、「石頭」とか「のろま」と言う意味もあるとか...。
子供を愛していれば決して付けないあだ名です。
でも本当の名前があるにも関わらず、侮蔑をこめたあだ名なのに
「ズッキーニ」と呼ばれることを望む...その事が悲しい。
毎日毎日酒浸りの母親をふとした過ちで亡くし、ズッキーニは養護施設に...。
そこに様々な事情で保護されている子供たち。
それぞれが過酷な運命を背負っています。
決して明るくない...地味ともいえる映画ですが、私は繰り返し繰り返し観ています。
2019年の副音声映画以外に映画館、TVで観た映画の中で最も心に残った映画です。
養護施設の先生が素晴らしい!ズッキーニを思いやる警察官。
口は悪いけれど根はやさしい少年の一言が涙を誘います。
過酷な運命を背負いながらも他の人を思いやる子供たち。
是非!是非!親子で観て欲しい!!!

「メイジーの瞳」
この作品は以前にもこのブログに書きました。
両親が離婚した6歳のメイジーは、それぞれの家を10日間ずつ
行き来します。
両親は決してメイジーを愛していない訳ではありません。
ロック歌手の母親はメイジーを「愛している!」と抱きしめます。
が...仕事優先の両親は、メイジーをそれぞれのパートナーに
押し付けます。
それでもメイジーは我儘も言わず、涙も見せません。
そんなメイジーを、両親のそれぞれの若いパートナーが暖かく包み込んで
くれます。
いつも悲しげなメイジーの瞳が、学校まで送ってくれた継父を
「新しいパパなの」と紹介するときに輝きます。
可愛いメイジーのファッションも必見ですよ。
大人の心にも、子供の心にも響く心温まる映画です。

次回の副音声映画は3回の台本チェックを終えて、読み合わせまで
進みましたが、日本語吹き替えと副音声朗読の収録が出来ていません。
早くこの自粛が終わり、日常が戻ることを祈るばかりです。




posted by バリアフリーシアタースタッフ at 00:32| Comment(0) | 日記

2020年03月05日

『コンプリシティ 優しい共犯』

次回の副音声ガイド上映作品です。
中国の地方都市から技能実習生として来日した青年「チェン・リャン」
劣悪な実習先から逃亡し、他人に成りすまして山形県の蕎麦屋で働き始めます。
蕎麦屋の主人に「藤竜也」 厳しくも暖かく、チェンを指導します。
厳しい現実と暖かい人の心...チェン役の「ルー・ユーライ」の
澄んだ寂しい瞳に心を動かされます。
監督は近浦啓氏。本作が初の長編映画です。
今回の副音声台本のチェックにも参加されました。
日本映画ですが、中国語が行き交いますので字幕もあります。
副音声も字幕も文字数に制限があります。
副音声は「台詞に被らないように..」と1文字を削るのに四苦八苦する事も。
又、字幕も一度に読める文字には限りがあります。
つまり...
副音声では耳から聞こえる言葉の文字数に制限があり、
字幕は見える文字数に制限があると言う事です。
例えばスマートフォン″は「携帯」にするか「スマホ」にするか...
副音声ではスマホにしたい...耳で聞くと「ケイタイ」は4文字ですが
「スマホ」なら3文字です。
ところが、目で見る字幕では「携帯」は2文字、スマホは「3文字」です。
監督も参加されての台本チェックで初めて気が付きました。面白いですね。

●副音声イヤホンガイド付き上映(要予約)
※目の不自由な方のための音声ガイドをイヤホンでお聞きいただけます。
3月7日(土)、8日(日)、11日(水) 12:45の回
[予約方法]以下をEメール、電話のいずれかでお知らせください。
(1)鑑賞希望日 (2)チケット枚数(3)氏名 (4)住所 (5)電話番号
(6)付添の有無(7)送迎・FMラジオレンタルの希望有無
※FMラジオは持参可。88.5MHzで放送します。
電話:044-955-0107/メール:artcenter@kac-cinema.jp


posted by バリアフリーシアタースタッフ at 22:18| Comment(0) | 日記

2020年02月11日

『アカデミー賞』

「パラサイト」がアカデミー賞の作品賞を受賞しました。
私はまだ観ていませんが、外国語映画が作品賞を受賞するのは
オスカー歴92年目の快挙だそうです。
映画祭と言えば世界3大映画祭もあります
世界3大映画祭(カンヌ・ベネチア・ベルリン)とアカデミー賞の違いは...
世界3大映画祭は公開前の映画(例外もあるそうです)のお披露目です。
アカデミー賞はアメリカのロサンゼルス地区で過去一年以内に7日以上公開された
映画が対象であること。あくまでもアメリカの映画祭なのです。
それでも歴史が古いので注目され、日本でも生中継されますよね。

今回、韓国映画が受賞したことで...私が見た最初の韓国映画は?
「美術館の隣の動物園」(1998年)でした。
未だ韓国ドラマが「韓流」とか言って、もてはやされる前です。
公開時に観に行きました。何故観に行こうかと思ったのかは不明。
ハングルが全く分からず、出てくる文字が題名なのか...人名なのかも???
韓国について全く分かっていない頃でした。
何だ!日本と同じじゃないか...が最初の感想でした。
風景が綺麗で、出てくる女優さんも綺麗。食べ物もおいしそう。
映画は内容的にはファンタジー的な要素もあり?な部分もありましたが、
同じアジアでも国が違えば「そんなもんなのかなぁ〜」と思ったのでした。
韓流ドラマは全く興味がないのですが、映画は結構見ています。
「美術館の〜」以外で思い出すだけでも(TV鑑賞が多いですが...)
「猟奇的な彼女」「オールドボーイ」「イルマーレ」「王の男」「新感染」
「サニー 永遠の仲間たち」「私の頭の中の消しゴム」「グムエル漢江の怪物」
「おばあちゃんの家」「トンマッコルへようこそ」「殺人の追憶」「うつせみ」
「母なる証明」「私の少女」「哭声 コクソン」「タクシー運転手」そして...
副音声ガイドに携わった「拝啓、愛しています」...などです。

アカデミー賞にさほど興味はありませんが、私個人として一番うれしかったのは
「ホアキン・フェニックス」が主演男優賞を受賞したこと。
キアヌ・リーブスが嬉しそうでした。
キアヌの親友で、若くして亡くなった「リバー・フェニックス」も弟の受賞を
喜んでいることと思います。


posted by バリアフリーシアタースタッフ at 11:40| Comment(0) | 日記