2017年07月17日

「オケ老人!」の次の映画の「台本チェック」が終了しました。

6月24日から始めた台本チェックは、7月15日の3回目で終了致しました。

多民族国家が舞台の映画です。
今回、副音声台本を担当されたのは、この映画をスタッフ対象の試写より
先に映画館で観て感動したスタッフ。
その感動した想いの詰まった副音声でした。
多言語が行き交う会話。
歌が随所に挿入されています。
歌が入る副音声は更に難しいのです。
歌を何処まで聴かせるか...何処に副音声を入れるか...。
歌も聴いて欲しい!歌の内容も分かって欲しい!
このスタッフの想いが通じる事を願います。
そして、この映画には言語である手話もあります。
多言語に、宗教による服装の違いや習慣の違いが一つの国の中に
あるのです。
服装の説明が難しかったです。
平易な言葉で分かり易く...常に肝に銘じている課題です。

この映画“胸キュン”となります。
「映画って良いなぁ〜」...と思える映画です。
皆様も“胸キュン”となれば...気持ちは未だ若い!証拠です。
この“胸キュン”は男性スタッフと女性スタッフの違いが判明!
“胸キュン”は女性の専売特許なのでしょうか?

posted by バリアフリーシアタースタッフ at 11:47| Comment(0) | 日記

2017年07月09日

映画「光」バリアフリー上映

今日、7月9日(日)は河瀬直美監督の映画「光」の副音声ガイド上映日でした。
暑い中を大勢の方がご来館下さいました。
ほぼ満席の館内の半分近くの席が視覚障害の方達、
一緒に来られたガイドヘルパーさん、お連れの方で占められました。
「オケ老人」の副音声の収録日でもあり、対応可能なスタッフは
駅までのお迎え、機器の貸し出しと説明...にアタフタしました。
行き届かなかった事があったのでは?...と心配しましたが
機器のトラブルもなく無事に一回目の副音声上映を終えました。
上映後は、いつもは感想をお聞きするのですが、今回は逆に質問をされました。
「副音声はあのように作られるのですか?」
「掛かる日数は?」
「スタッフには視覚障害の方はいらっしゃるのですか?」など〜。

駅までお送りした方と
「全ての映画に副音声がつくと良いですネ」とお話しながら歩きました。
遠くから副音声を楽しみに来て下さる方もいらっしゃいます。
近くの映画館で、副音声や字幕付きの映画が楽しめる日が早く来ますように...。

次回の「光」の副音声上映日は12日(水)です。


posted by バリアフリーシアタースタッフ at 22:32| Comment(0) | 日記

2017年07月07日

映画「ヒトラーのわすれもの」

今日(7/7)までの上映にギリギリ間に合いました。
第2次世界大戦後のデンマークが舞台の映画です。
1945年、ナチス・ドイツの占領から開放されたデンマーク。
海岸線にはナチス・ドイツが埋めた無数の地雷が残っています。
その地雷除去に捕虜のドイツ兵が駆り出されます。
地雷除去を監督する軍曹は、ドイツに激しい憎しみを持っています。
その彼の元にやって来たのは、11名の少年でした。
未だあどけなさの残る彼らを前にして戸惑う軍曹でしたが、
容赦なく暴力と罵声を浴びせます。
一応地雷除去は習ったものの所詮付け焼刃。
恐怖に立ちすくむ少年たち。
「海岸に埋められた地雷を全部除去したら祖国に帰る事が出来る」
軍曹のその言葉を信じて...掘り続ける少年たち。
一人また一人と...
「お母さん」と泣き叫ぶ両手を吹き飛ばされた少年。
やがて心を通い合わせる軍曹と少年。
全部掘り出し、
「やっと祖国に帰る事が出来る」と喜ぶ生き残った数人の少年。
その少年たちを更なる運命が待ちうけています。

いつ地雷が爆発するのかと、画面を正視出来ませんでした。
ヒトラーが悪いのか、戦争が悪いのか...。
ナチス・ドイツが埋めたのだから
“ドイツ兵が除去するのは当然”...だ... としても...
その罪を少年たちが償わなければならないのか...。
涙が止まりませんでした。

除去に携わったドイツ兵の半数が死亡・負傷したそうです。
国連世界幸福度第一位のデンマークの、戦後の真実の物語です。


posted by バリアフリーシアタースタッフ at 22:15| Comment(0) | 映画