2020年03月05日

『コンプリシティ 優しい共犯』

次回の副音声ガイド上映作品です。
中国の地方都市から技能実習生として来日した青年「チェン・リャン」
劣悪な実習先から逃亡し、他人に成りすまして山形県の蕎麦屋で働き始めます。
蕎麦屋の主人に「藤竜也」 厳しくも暖かく、チェンを指導します。
厳しい現実と暖かい人の心...チェン役の「ルー・ユーライ」の
澄んだ寂しい瞳に心を動かされます。
監督は近浦啓氏。本作が初の長編映画です。
今回の副音声台本のチェックにも参加されました。
日本映画ですが、中国語が行き交いますので字幕もあります。
副音声も字幕も文字数に制限があります。
副音声は「台詞に被らないように..」と1文字を削るのに四苦八苦する事も。
又、字幕も一度に読める文字には限りがあります。
つまり...
副音声では耳から聞こえる言葉の文字数に制限があり、
字幕は見える文字数に制限があると言う事です。
例えばスマートフォン″は「携帯」にするか「スマホ」にするか...
副音声ではスマホにしたい...耳で聞くと「ケイタイ」は4文字ですが
「スマホ」なら3文字です。
ところが、目で見る字幕では「携帯」は2文字、スマホは「3文字」です。
監督も参加されての台本チェックで初めて気が付きました。面白いですね。

●副音声イヤホンガイド付き上映(要予約)
※目の不自由な方のための音声ガイドをイヤホンでお聞きいただけます。
3月7日(土)、8日(日)、11日(水) 12:45の回
[予約方法]以下をEメール、電話のいずれかでお知らせください。
(1)鑑賞希望日 (2)チケット枚数(3)氏名 (4)住所 (5)電話番号
(6)付添の有無(7)送迎・FMラジオレンタルの希望有無
※FMラジオは持参可。88.5MHzで放送します。
電話:044-955-0107/メール:artcenter@kac-cinema.jp


posted by バリアフリーシアタースタッフ at 22:18| Comment(0) | 日記

2020年02月11日

『アカデミー賞』

「パラサイト」がアカデミー賞の作品賞を受賞しました。
私はまだ観ていませんが、外国語映画が作品賞を受賞するのは
オスカー歴92年目の快挙だそうです。
映画祭と言えば世界3大映画祭もあります
世界3大映画祭(カンヌ・ベネチア・ベルリン)とアカデミー賞の違いは...
世界3大映画祭は公開前の映画(例外もあるそうです)のお披露目です。
アカデミー賞はアメリカのロサンゼルス地区で過去一年以内に7日以上公開された
映画が対象であること。あくまでもアメリカの映画祭なのです。
それでも歴史が古いので注目され、日本でも生中継されますよね。

今回、韓国映画が受賞したことで...私が見た最初の韓国映画は?
「美術館の隣の動物園」(1998年)でした。
未だ韓国ドラマが「韓流」とか言って、もてはやされる前です。
公開時に観に行きました。何故観に行こうかと思ったのかは不明。
ハングルが全く分からず、出てくる文字が題名なのか...人名なのかも???
韓国について全く分かっていない頃でした。
何だ!日本と同じじゃないか...が最初の感想でした。
風景が綺麗で、出てくる女優さんも綺麗。食べ物もおいしそう。
映画は内容的にはファンタジー的な要素もあり?な部分もありましたが、
同じアジアでも国が違えば「そんなもんなのかなぁ〜」と思ったのでした。
韓流ドラマは全く興味がないのですが、映画は結構見ています。
「美術館の〜」以外で思い出すだけでも(TV鑑賞が多いですが...)
「猟奇的な彼女」「オールドボーイ」「イルマーレ」「王の男」「新感染」
「サニー 永遠の仲間たち」「私の頭の中の消しゴム」「グムエル漢江の怪物」
「おばあちゃんの家」「トンマッコルへようこそ」「殺人の追憶」「うつせみ」
「母なる証明」「私の少女」「哭声 コクソン」「タクシー運転手」そして...
副音声ガイドに携わった「拝啓、愛しています」...などです。

アカデミー賞にさほど興味はありませんが、私個人として一番うれしかったのは
「ホアキン・フェニックス」が主演男優賞を受賞したこと。
キアヌ・リーブスが嬉しそうでした。
キアヌの親友で、若くして亡くなった「リバー・フェニックス」も弟の受賞を
喜んでいることと思います。


posted by バリアフリーシアタースタッフ at 11:40| Comment(0) | 日記

2020年01月25日

映画『ダンス・ウィズ・ウルブズ』(1990年・アメリカ)

南北戦争下のアメリカ。
北軍の中尉ジョン・ダンバー“は足に大けがをします。
「足を切断されるより死を」と馬を駆って、南軍と北軍が
にらみ合う中へ飛び込みます。
この事で北軍が勝利をおさめ、ジョン・ダンバーは英雄になります。
自分で勤務地を選ぶことができる権利を与えられた彼は
「フロンティア」を目指します。
と...これ以上は書くまでもなく皆様よくご存じのはずです。

私は「あなたのNO.1映画は?」と問われれば
『ダンス・ウィズ・ウルブズ』と答えます。
この映画は私にとって特別な映画です。
映画に囲まれた青春時代を送った私ですが、東京に来てからは
映画から離れた生活をしていました。
もちろん、TVの「洋画劇場」などは観ていましたが...。
ある日、地元の映画館の前を通りふと見る気になったのがこの映画です。
観終わった時に感じたのは「あ〜私はやっぱり映画が好き!」
次の週に又観に行き、次は新宿まで足を延ばし...で、計4回映画館で鑑賞。
あの日から...30年近く経ちました。
この映画が、再び映画を観るキッカケになったのです。

この映画の撮影時、ケビン・コスナーは30代半ば。
若い彼が、私財を投じ渾身の情熱を注ぎこんだ映画です。
彼自身が「映画のフロンティア」を目指したのでしょうか?

昨年から「何が何でも観に行く」と決めた映画です。
20数年ぶりに映画館で鑑賞しました。
バッファローが疾走するシーンの迫力は、大きな画面ならでは...です。
いつまでも色あせない...私にとって宝物の様な映画です。



posted by バリアフリーシアタースタッフ at 22:48| Comment(0) | 映画