2018年05月24日

副音声ガイド付き上映『ウィンストン・チャーチル』

今回のガイド朗読は、バリアフリー活弁士として有名な壇鼓太郎さん。
アートセンターで制作した副音声をライブ上映で行う事もありますが、
それは副音声のみです。
壇鼓太郎さんのライブ実況は字幕朗読と画面説明を全て一人きりでこなすものです。
当日(5月20日)のスタッフからの報告を掲載いたします。
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シティ・ライツ主催の同行鑑賞会参加者を含め、大勢の視覚障がいの方々が来場されました。
送迎を担当させて頂いた方は、壇さんの音声ガイドは何度も体験済みだそうです。
上映後のご感想は
「壇さんの音声ガイドは、完成台本を用意せず即興のように行うため、説明不足や
言い間違いなどもあったりします。
でも、各登場人物のセリフは、声の質をうまく変えて臨場感たっぷりに語られる為、
最後まで映画を楽しむことができました。
壇さん独自の“語り”の技術によるところ大ですが、完成台本に基づく事前収録の
副音声ガイドとは一味違う良さかもしれませんね」との事でした。
話題の新作を堪能され、嬉しそうにアートセンターを後にされました。
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又、いつもは副音声上映前には近日公開映画の予告編はありません。
今回は予告編の上映もあり、壇さんの予告編のライブ実況もあったそうです。
上映終了後に、「いろいろな新作の上映が予定されているんですね!」のご感想も...。

“ゲイリー・オールドマン”がアカデミー賞の主縁男優賞を、
日本人の“辻一弘”さんがメークアップ賞を受賞した話題の作品です。
何よりも“ゲイリー・オールドマン”が辻さんを指名されたことが嬉しいですね。
“ゲイリー・オールドマン”は主演・助演と数々の映画に出演されていますが、
私は映画『レオン』のキレた麻薬中毒の刑事役が印象に残っています。

予告編にも副音声を...難しいですが、これからの課題ですね。

私は、今回は鑑賞できませんでしたが是非!!!『壇鼓太郎さんのライブ実況』を
体験したいと思います。




posted by バリアフリーシアタースタッフ at 13:54| Comment(0) | 日記

2018年05月22日

『ロンドン、人生はじめます』吹き替え・副音声朗読の収録が終わりました。

アートセンターの副音声台本制作チームの次回作は
「ロンドン、人生はじめます」です。
4月15日の3回目で台本チェックを終了しました。
吹き替えを19日(土)・副音声朗読を20日(日)と2日間で収録を行いました。
私は今回は高級マンションに住むセレブな婦人の役。
一度たりともセレブになった事のない私。マダム感とイヤミ感を出せたら...と
吹き替えに臨みましたが、いざマイクの前に立つと台詞を言うのがやっと...。
それでも吹き替えは順調に進み、控え室はいつもの様に和やかな雰囲気でした。

「ロンドン、人生はじめます」は...
ロンドン郊外の高級マンションに暮らす“エミリー”。
夫の死後に、夫の浮気や借金を知ります。
税務署からの度重なる通達、セレブな住人たちとの付き合いに悩みます。
頼りにしている一人息子は海外勤務に...人生に行き詰った彼女。
ふとした事で、ロンドンの街を一望できる公園「ハムステッド・ヒース」
に住む“ドナルド”と出会います。
公園の自然に囲まれた手作り小屋で暮らすドナルドとの出会いが
エミリーの人生を少しずつ変えて行きます。

エミリー役の“ダイアン・キートン”は歳を重ねても魅力あふれる女性です。
「ニューヨーク・眺めのいい部屋売ります」に続いての副音声上映です

6月23日(土)より上映です。
副音声イヤホンガイド付き上映は
6/23(土)、6/24(日)、6/27(水) です。



posted by バリアフリーシアタースタッフ at 11:01| Comment(0) | 日記

2018年05月17日

映画『悲情城市』

想い続けて10数年。やっと観る事ができました。
1989年の台湾映画。
ヴェネチア映画祭で金獅子賞を受賞したホウ・シャオシェンの代表作です。
第2次大戦後の「2・28事件」を背景に、台湾北部の九份で暮らす林(リン)家の
3人の息子たちの運命の変遷を描いた映画です。

映画は、1945年8月15日の昭和天皇の玉音放送で始まります。
玉音放送が流れる中、長男の文雄(ウンヌン)の妾が男の子を出産します。
二男は戦地で行方不明。三男の文良(ウンリョン)は戦争で精神を病んでいます。
四男の文清(ウンセイ)は聴覚障害者で写真館を経営。
四男をトニー・レオンが演じています。

50年に及ぶ日本統治から開放され、新しい時代の幕開けに胸を弾ませる人々。
ところが、日本の次は中国に支配されます。
台湾で日本人のように暮らしていた本省人と中国からやって来た外省人の対立。
それにやくざが絡み、出てくる人も多くて頭の中は???になりましたが、
画面から目を離す事はできませんでした。

暴力場面もありますが、静かに淡々と物語は進みます。
日の丸は上下なく掲げられるが、中国国旗はどちらが上か?の論争に笑いました。
映画「ゴッド・ファーザー」が頭をよぎる場面も...。
兄弟達が仲間と政治論争を繰り広げている中、四男の文清が心を寄せる女性に
レコードを掛けます。「ローレライ」が静かに流れる中、幸せそうな文清。
そんな文清にも過酷な運命が待ちうけています。

文清のトニー・レオンが若い!昔も今も素敵です。
劇中には日本語での対話も出てきます。又、名前も日本的だったり...。
長い映画ですが、長さを感じさせない映画でした。
この映画を観る事ができて本当に良かったです。
観ておくべき映画の一本...だと思います。


posted by バリアフリーシアタースタッフ at 21:12| Comment(0) | 映画