2017年11月20日

「わたしは、ダニエル・ブレイク」吹き替え・副音声の収録が完了!

「ダニエル〜」は58もの役があり、主要な役の3人以外は1人が何役も...。
私も、毎回の“お約束どおり(?)の祖母役!”など1人4役。
プロの声優さんは声で演じ分けられますが...私は、アップアップ(涙)
毎回の事ながら、西日本(岡山)特有のアクセントに四苦八苦。
「時々」のアクセントに悪戦苦闘。「時々、ドキドキ」とブツブツ...OK!
と思ったのに...マイクの前に立つと、元の木阿弥でございました。
声優さんたちやスタッフに励まされながら何とか終了!ホッ!
実は...副音声スタッフには、もう一人岡山出身者がおります。
お互いの傷を舐め合いながら...いえいえ!励まし合いながら(笑)
吹き替えに挑戦しております。
「今なぁ〜岡山ならOK!じゃよなぁ〜」「じゃ〜じゃ〜」なんてネ。
優しく見守って下さる皆さま、ありがとうございます。
収録室はギュウギュウ詰め状態で、シーンの吹き替えを終えると
確認までのわずかな時間も空調をON!
収録室は熱気で温度も上昇して酸欠状態でした。
控え室は、顔馴染みの声優さん達とお菓子を囲んで“和気あいあい“。

翌日の、副音声収録は収録前に“確認・打ち合わせ”に1時間ほど。
その後は、ほぼ上映時間と同じ?位の早さで、録り直しも僅か。
ベテランの彼女はいつもながら凄い!です。
意識せずに読んだ、台本には無い副音声...に「なるほど!必要!」と
その場で台本の方を修正しました。
怒涛の早さで、昼食抜きで収録を終えました。

8月の半ばより、取り掛かった副音声台本。
10月1日の第1回の台本チェックまでに「しゃぼん玉」の台本チェックや
「タレンタイム」の吹き替え・副音声収録...そして上映がありました。
「わたしは、ダニエル〜」の2回目の台本チェックは「もうろうを生きる」
の送迎サポートと重なりました。
又、映画祭の関係者はチェックに参加できなかったりしましたが、
10月15日の3回目で台本チェックは無事終了。
10月28日の読み合わせの次の日には「しんゆり映画祭」が開催。
映画祭での「しゃぼん玉」の上映が終わり、映画祭が終わっての
「ダニエル〜」の吹き替え・副音声の収録でした。
私の担当の副音声台本も本作が8本目です。

12月に入ってボリュームチェックがあり、上映は来年の初めでしょうか?
来年の事を言うと「鬼が笑う」と申しますが...皆さま、お楽しみに!
カンヌ国際映画祭パルムドール受賞の素晴らしい映画です。



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2017年11月07日

映画「Start Line」の監督“今村彩子さん”

今村監督はゲストとして「Start Line」上映後に
お二人の手話通訳者と共に登場されました。
館内にはろう者の方が数名、同伴者と来場されていました。
今村監督と言うより「彩子さん」とお呼びするほうがピッタリです
彩子さんはろう者ですが、自然な口話で話されます。
ご自分の言葉で、声で、話して下さいました
両耳に補聴器を装着されていますが、「音がするなぁ」位しか
わからないそうで、外せば全く聞こえないとの事です。

終了後、思いがけず彩子さんと昼食をご一緒する事になりました。
楽屋で、映画祭の方(副音声のスタッフでもあります)と4人で
お弁当をいただきながら楽しくおしゃべりをしました。
私の下手な手話を交えての会話でしたが、楽しいひと時を...
彩子さんは健聴者の唇の動きを見て読み取られますので
手話は殆ど必要ありませんでした。
何処に沖縄から北海道までを自転車で縦断する
パワーがあるのか?不思議なくらい小柄で可愛い彩子さんでした。
私の一番疑問だった「哲さんの体重は戻りましたか?」には
笑って「少しだけ」...戻ったそうです。
帰りは新百合ヶ丘の駅までご一緒しました。
又、映画の上映の時にお会いしましょうと約束をしてお別れしました。

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posted by バリアフリーシアタースタッフ at 22:18| Comment(0) | 日記

2017年11月03日

映画「Start Line」

生まれつき聞こえない今村彩子さん。職業“映画監督”。
2015年の夏、自転車で沖縄から北海道の宗谷岬を目指した
ロードムービーです。
出発早々雨ばかり。
苦手なコミュニケーション力を克服する為に日本縦断に挑戦!
だった筈ですが...そうそう簡単に克服できる訳はありません。
思うようにいかない自分に、イライラする彩子さんです。
相棒である伴走者の哲さんが撮影を担っています。
彩子さんがろう者であっても、容赦はしない哲さん!
撮影以外の事はしません。
道を間違えても教えません。
通訳もしてくれません。
ある時、タイヤがパンクして困っている人をそのまま見過ごした彩子さん。
哲さんが叱ります。
「私が居ても...」と言い訳する彩子さんに
「誰かかが傍に居てくれるだけで心強い」と...。
もう哲さんに惚れました!あなたは凄い!
彩子さんを思えばこそ容赦なく叱る哲さん。一触即発の場面が何度も...。
厳しいけれど、優しい哲さんです。
決して彩子さんから目を逸らしません。
伴走者が“哲さん”であったからこその映画だと思います。
館内は何度も笑い声に包まれ、又すすり泣く声も...。
そして...最後の最後に出会う“ウイルさん”!
頑張る彩子さんへの神様からの贈り物に思えました。
まさに奇跡の出会いでした。
耳が聞こえなくて、しかも日本語も殆ど分からないウィルさん
なのに...彼の物凄いコミュニケーション力!
反省する彩子さんです。

是非!是非!大勢の方に観て頂きたい映画です。
苦手な手話を駆使して、私がサポートいたします。



posted by バリアフリーシアタースタッフ at 17:03| Comment(0) | 映画